NISAをはじめてみたいけど、何から準備すればいいのかな?

NISA口座とは?

NISA(ニーサ)は、金融庁の資料で少額投資非課税制度として紹介されている制度です。 通常の課税口座と違い、NISA口座で運用した株式や投資信託(とうししんたく)の利益は非課税となります。

NISAを利用するためには、銀行や証券会社などの金融機関でNISA口座を開設する必要があります。 口座開設にあたっては、本人確認書類やマイナンバーカードの提示が求められます。

ポイント 最近では、インターネットでも気軽に口座開設ができるようになっています。手元にマイナンバーカードを用意してから手続きを進めるとスムーズです。

口座開設の前に確認したいこと

金融庁の資料では、NISAなど投資の制度を活用する前に、まず家計管理と生活設計を行うことが基本とされています。 口座を開く前に、次の点を整理しておくとよいでしょう。

  1. 家計の手取り収入と支出を把握する 毎月の収入と支出のバランスをチェックします。
  2. 生活資金と当面使う予定のお金を分けておく 投資に回すのは、生活資金とは別の余剰資金(よじょうしきん)です。
  3. 資産形成の目的を考える 何年後に・何のために使うお金かを意識します。
補足 金融庁の資料では、自分の目的やライフプランにあった商品を選び、投資の方法や制度を投資する前にしっかり調べることの大切さが示されています。

金融機関を選ぶときのポイント

金融庁の資料では、金融商品の取引には次のようなルールがあると示されています。

  • 手数料がかかる 株式・債券・投資信託の売買には、通常手数料などのコストがかかります。
  • すぐに現金化できない 株式や投資信託の売買には時間がかかり、口座への振込までに数営業日が必要です。
  • 利益が出たら税金を納める 通常、利益や配当には税金がかかります。NISAは納税の手続きが簡単になる制度のひとつです。

NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠を別々の金融機関で利用することはできず、1つの金融機関にまとめて利用することになります。 そのため、金融機関選びはとても大切です。

注意 NISAの金融機関は、年単位で変更が可能です。すぐに変えられるわけではないため、最初の選択は慎重に行いましょう。

NISA口座を開く流れ

NISA口座を開く一般的な流れは次のとおりです。

  1. 金融機関を選んで申し込む 公式サイトや窓口から、口座開設の申込みを行います。
  2. 本人確認書類を提出する マイナンバーカードや運転免許証などを使い、本人確認を行います。
  3. 審査を待つ 金融機関と税務署による審査が行われます。
  4. 初期設定をして運用を始める 開設の通知が届いたら、ログイン情報を設定し、入金や積立設定を行います。
補足 口座開設には数日から数週間ほどかかることがあります。「すぐに始める」よりも、「無理なく続けられる準備を整えてから始める」意識が大切です。

手続きに必要なもの

口座開設をスムーズに進めるために、次の書類を準備しておくと安心です。

  • マイナンバーカード(または通知カードと運転免許証などの組み合わせ)
  • 銀行口座の番号がわかるもの(キャッシュカードなど)
  • 連絡先のメールアドレスや電話番号

金融機関によって、必要書類や手続きの順序は異なります。詳細は、利用する金融機関の案内を確認しましょう。

ポイント 金融商品は自分の意思で選ぶため、利益・損失はすべて自分に帰属します。手数料や仕組みを理解できる商品を選びましょう。

運用を始めたあとに意識したいこと

金融庁の資料では、投資のリスクを軽減するためのキーワードとして、「長期」「積立」「分散」「非課税制度」が挙げられています。 NISA口座での運用も、この基本に沿って続けるのが基本です。

  • 長期で運用する 保有期間が長くなるほど、短期の値動きの影響がならされる傾向があります。
  • 積立で時間を分散する あらかじめ決まった金額を続けて投資することで、平均購入単価をならす効果が期待できます。
  • 資産と地域を分散する 値動きの異なる複数の資産・地域に分けて投資すると、価格の変動が小さくなりやすくなります。
注意 NISAは非課税の制度であり、運用そのもののリスクは投資家が負います。「必ず儲かる」「元本保証で高利回り」などの説明には十分注意しましょう。

まとめ

  • NISAをはじめるには、まず家計管理と生活設計を整え、生活資金と分けた余剰資金で取り組むのが基本です。
  • 金融機関を1つ選び、本人確認書類とマイナンバーカードを用意して口座を開設したあと、長期・積立・分散の考え方に沿って無理のない金額で続けましょう。

参考・出典